2008/05/31

嗚呼、Camden Town

先週マドリードから帰ってきたきり、忙しさにまぎれてついブログがアップできませんでしたが。。。

マドリードから帰って先週末はロンドンへ行ってきました。
前に住んでいたときに残していった荷物を預かってもらっていた友人宅へ行って置いてきた荷物を整理したとのと、後は久々のロンドンで買い物したり、髪の毛を切りに行きたいという目的もあり。

久々のロンドン、デュッセルドルフから飛行機で約1時間、格安航空会社のAir Berlinを使ってロンドン・スタンステッド空港へ。このスタンステッド、ロンドンといっておきながら街中までバスで75分かかる、ロンドンとは言いがたい場所にあるので厄介でした。飛行機に乗っているのと同じ時間ついてからバスに乗らなきゃならないのって結構不便。

まあそれはさておき。
久々に、ロンドン市内にある、カムデンタウンというところへ行ってきました。ここは東京で言うとまさに’原宿’的な場所。安い洋服や靴、アクセサリー、バックなどのを売る、小さな店が立ち並ぶところで、マーケットもあったりで、なかなか楽しいところなのです。かつては(今もそうかも)、パンクの人たちが集う場所でもあったのですが、今はもう少しエスニック的要素を取り入れたおしゃれな店なんかも増えていて、大勢の人でにぎわっていました。
私も靴を購入。
いや、なかなか、カムデンは楽しいです。私が高校生の頃、原宿に行ったときの興奮を少し思い出しました。あのころここにきていたら、さぞかし興奮しただろうなと。1日中いても、飽きなかっただろうなと。

それから週末あけて、今度はパリへ仕事で行ったりと、なんだか忙しい一週間、あっという間に過ぎました。息つく暇もなく、今週末からデュッセルドルフで4年に一度行われる印刷業界のショウ、Drupaがはじまり、元職場の方々がたくさん日本およびロンドンから来るために、久々の再会も予定されていたりで、まだまだ、忙しい日々は続きそうです。

2008/05/22

マドリード、再デビュー。

今週は日曜日から火曜日までマドリードへ出張へ行ってきました。

仕事でまた来ることになるなんて、なんだか変な気持ちでしたが、でも、久々のマドリード。
やっぱりなんだか、いいね、と。
何が言いといわれても言いがたいんだけど、あの、ちょっと田舎くさい雰囲気等言うか、ヨーロッパのほかの都市とは違う文化、建物、人、などなどなど。

しかしちょっと見ない間に、Mujiができていたり、学校のそばのレストランが変わっていたりで、びっくり。

仕事の合間に少しだけ時間があったので、学校での友達にも会えてよかった。

また行きます、マドリード。

2008/05/17

日用品ショッピングの必需品


ドイツでは食料品やドラッグストアでの買い物には持参の買い物袋が必需です。
お店では、買い物袋は有料。日本みたいに自動的についてきてくれず、忘れたりすると有料の袋を買わなければなりません。普通のポリ袋は大体20セントぐらいで、そんなに高くはないのですが、でも毎回買うっていえば馬鹿にならないし、環境のためにも、自分で持ってきた袋に買ったものはいれようと。
この仕組みは結構浸透していて、見ていると、買い物客の8割がたは自分で袋を持ってきている様子。さらに、ポリ袋だけでなく、そのお店ごとの布袋も売っていて、これがなかなか、デザインもすっきりしているし、なにしろ軽いし、ひとつかってこれを何回も使うって言うのも手だなと。私は当初偶然にも日本の雑貨屋で買ったビニール袋の手提げがあったので、それを使っていたのですが、最近とあるドラッグストアで買ったものがたくさん入って便利なんで、それを使っています。

日本でも、この仕組みを取り入れる自治体があるとのこと。
慣れるまで大変だけど、一旦慣れてしまえば、どうということないし、よい仕組みなんじゃないかなと。日本のことだから、すぐにかわいい布製やビニールの買い物袋が増えることでしょう。
で、私の愛用している買い物袋を添付。

2008/05/16

チューリッヒデビュー

今日は仕事でお客さんのイベントへ参加のため、スイスにあるNiederbuchsitenという、発音が難しい町へ行ってきました。チューリッヒから西へ約70Kmほどのところです。

チューリッヒでビューと書きましたが、チューリッヒには空港に寄っただけ。(笑)
デュッセルから飛行機で1時間ほどでチューリッヒに到着、その後レンタカーでNiederbuchsitenへ向かいました。途中の景色は、なんというか、名神高速道路を京都に向かって滋賀県・栗東あたりを走っているような、山に囲まれていて、高速は日本と同じ道幅ぐらいの2車線、川も流れていたりして、ここはスイスなの?日本に似てない?という感じ。違うのは建物がやはり、’スイス’という感じを除けば、なんだか日本にいるようでした。帰り道は、なんとなく中央高速を東京に向かって塩山あたりを走行中、といった感じにとらわれました。

なかなか、親しみの持てる景色。もうすこしゆっくりしたかった。。

2008/05/13

四川の大地震

12日に中国四川で起きた大地震。

新聞報道によると、活断層のずれによっておこったもので、規模はなんと阪神大震災の30倍だったそうです。負傷者・死者の数も日に日に増えて1万2千人を超える様子です。
地震の国日本出身の身としては本当に他人事とは思えない。。。

ネットで見たところによると、10日の日に四川州綿竹市で、ヒキガエル数十万匹の集団移動が起きた(読売新聞ネット版5月13日付より。)そうで、やはり自然界には予知能力が存在するのではないかと、思ったりします。

香港のAさん!無事ですか??
上海に住む友達は大丈夫だったようで一安心。

こんなときこそ、日本政府には迅速で積極的な援助をしてほしいです。要請なんか待ってないで、こっちから助けに行ってあげられたら。。。

オリンピックどうなるんだろうか。

2008/05/12

『人間万事塞翁が丙午』を読んでみた。

会社の本棚に、青島幸男著、『人間万事塞翁が丙午』があったので、読んでみた。
前から興味があったのと、私に’人間万事塞翁が馬’という中国のことわざを知るきっかけを与えてくれたタイトルで、(笑・普通逆なんですけど。)、なるほど、世間とか、人生とかっていうのは何が災いして何が福となるか分からないものだなと、そのときは最悪なことだと思っても、後になってみたらかえってそのことがあってよかったなんてこと、あるもんです。

で、この『人間万事塞翁が丙午』、著者である青島幸男氏の自叙伝的な小説で、本人が最初から予告ホームランならぬ、予告芥川賞を宣言していた通り、1985年に第85回芥川賞をとった作品。

私の読んだところ、テーマは’戦争と普通の人の生活’で、それが軽快な口調で書かれていて、なんだか落語でも読んでいるよう、大笑いする場面なんかもあり、すらすらと読めました。落語調といえば夏目漱石の小説もそんな感じがするけれど、私としては好きな文体であり、非常に楽しめました。

青島幸男といえば、私達世代には意地悪ばあさんとかその後都知事になった彼の姿のほうが印象的ですが、父たちの世代では’放送作家’、’シャボン玉ホリデー’、それから、’スーダラ節’や♪サラリーマンはぁ、気楽なぁ稼業とぉきた~もんだ’と歌うどんと節なんかを作詞した人。

テレビ草創期の申し子みたいな人で、なるほど、その土壌はこんな風に育った、少年時代にあったのかと、小説を読んで思いました。

戦争の中で、普通の人たちの暮らしがどんな風に変わって行ったか、実体験のある人たちがどんどん少なくなっていっている今日この頃。
戦争の前と後で、どんなことを感じたのか、今度うちのおばあちゃんにちゃんと聞いてみようと思う。

2008/05/11

なんだかとてもよい天気。

今週末はとてもよいお天気。気温もぐんぐん上がって、最高気温22度まで行こうかというところ。

それに、何の日だかよく分からないのだけれど、月曜日はお休みで3連休。Dusseldcorf Jazz Rallyなるジャズフェスティバルも行われていて、街のあちこちにあるライブハウスやクラブ、屋外の特設会場なんかで、いろんなジャズバンドが演奏してます。25ユーロのチケットを買うと、どの会場へも共通して入場できるという便利な出入りパスもあったりで、老若男女、年齢問わず、性別問わず、楽しんでいる様子です。
天気もいいし、夜の風も心地いい季節で、こんなイベントにはもってこいの週末です。

ところで最近ネットの調子が悪い。
モデムのDSLとOnlineの表示箇所にあるLEDが時々消えたり、点滅したりして、どうもDSLがつながらなくなるみたいで、そうするとネットにつながらなくなってしまうのです。
スペインでも同じような経験があって、そんなときはモデムの電源を入れなおすと直ったりしたので、同じように電源入れなおしてみると、一旦は直る、でもまたすぐにDSLが落ちてしまう様子。。
モデムのせいかな、なんだろう。
今この瞬間は直っているので、このすきにネットで対策を調べねば。。
何しろプロバイダーのテクニカルサポート、実際にサポートの人と話ができるまで全て自動音声メニューは、当然のことながらドイツ語。。。。
そして運良くサポートの人につながっても相手があまり英語がママならない。。
私もドイツ語がてんでママならない。。
あ~。。ほんとに気合入れてドイツ語がんばらなきゃ。

とおもいつつ。

2008/05/09

フランクフルトデビュー


今日は仕事でフランクフルトへ行ってきました。
デュッセルドルフから南東方面へ約200Km、車で行ってきました。

天気もよくて、さらにドイツのアウトバーン、森や林、田園地帯をひたすら走るという感じで途中眠くなってしまいましたが。。何とか往復、行って来ました。

何が役に立っているかって、最近購入したナビ。ちょうどデジカメぐらいのサイズで簡単に車に装着でき、しかも持ち運び可能なタイプが、最近やたらと売れているらしいのですが、会社の人が使っているのを見て、これは便利だ!と私も購入して以来、本当にドイツ生活の必需品となっています。

なにしろどこに行くにも大概迷わず、ナビに言われるがまま行けば到着。
これはすごいこと。しかも、私の購入したものには日本語が入っており、’300メートル先、右です。’とか、日本語で行ってくれるのです。

と、ナビの話はまた詳しくするとして、とにかくフランクフルト。
以前にも行ったことはありましたが、今回本格的にデビューしたという感じです。
高層ビルが立ち並ぶ、世界有数の経済都市。欧州中央銀行の本店もあるのです。
だからさぞかしデュッセルドルフより人口も多いことだろうと思いきや、意外とそうでもなく、約65万人ほどだそうです。*ウィキペディアより。

で、仕事先の展示会場前にあった、なにやら分からないオブジェの写真を添付。

2008/05/06

夕日を背に帰宅。

今日は仕事でEssenで開かれているトレードショウへ行き、その後オフィスに戻って残った事務仕事を片付けていたため、帰路についたのは8時半を回ったところ。
車に乗ってアウトバーンを走っていると、バックミラー越しにでっっかい夕陽が写っていました。
運転していたので写真には取れませんでしたが、平らなドイツの田園地帯に沈んでゆくきれいな夕陽でした。

現在日が落ちるのは午後9時近く。これから夏至まではますます日が長くなる、ヨーロッパのいい時期が来ました。

ライン川を越えての通勤も、気持ちいいもんです。
住んでいるところに近くに、水があるっていうのはなんとなく落ち着くね。

2008/05/05

仕事がなかなか忙しくなってきました。

デュッセルドルフで勤務を開始してから早くも1ヶ月。

最近なかなか仕事が忙しくなってきました。

やりだせば、やることたくさんで、どこで切り上げてよいか。私は性格的に切のいいところで終わらせるというのが苦手。それでもMBAでの修行の後、なんというか、’この辺でいいのでは’という落としどころは、なんとなく前より見えている感じだし、仕事上でやらなくてはならない分析ごとなどを終わらせるスピードは格段に上がったかな。

まあ忙しいことはいいことだし、きちんと、こなすことこなして、売上げ伸ばすにはどうしたらいいか、ちゃんと考えられる時間を作ってそれを実行させられるように。

現実の洗礼もありますが、今のモチベーションはできるだけ保っていたいと。

2008/05/04

デュッセルドルフマラソン


今週末は本当にいい天気に恵まれました。

日中は汗ばむぐらいの陽気でした。

そんななか、デュッセルドルフ市内からライン川を渡ってまた市内にもどる、42.195Kmのコースで、マラソンが行われていました。

うちのすぐそばの道がコースになっていたので、見に行ってきました。

このマラソンは駅伝方式で参加するチームと個人で走る人、両方OKだそうで、会社の同僚も4人で1チームとなって参加するとのこと、応援もかねての見物でした。

しかしみんな、よく走るなぁ。。
私は5KMと言われても無理だろうなぁ。。でもおいっこはマラソン好きだしなぁ、私も走れないようじゃあかっこ悪いかなぁ。。じゃあ、来年走ってみる?
いや、無理だと思います。

2008/05/03

Spargel


今日街に買い物に出て、マーケットで白アスパラを見つけたので、かってきました。
ドイツ語でSpargel(シュパーゲル)というそうで、毎年この時期にだけお店に出回る、季節の食べ物。

なんでも、緑のアスパラガスと種類は同じだけれど、土をかぶせたまま育てると、こうゆう風に白くなるらしいのです。日本ではほとんど缶詰でしか食べられないけれど、ドイツ、オランダでは春の名物。

イギリスでは高級食材として、デパートでしか手に入らない。
昔住んでいたときに買ってゆでて食べてみたけれど、筋が固いし苦味はあるしあんまりおいしくなかった記憶が。。。しかし、ドイツにいるからには食べなくてはと、今回こそ期待して、買ってきたわけです。

牛乳でゆでたほうがいいとか、コンソメスープでゆでるといいとか聞きましたが、とりえあず、お水と塩でゆでてみました。
こちらドイツには、白アスパラをゆでる専用の鍋も売っているぐらい、それから、今日キッチン用品のお店で発見したのですが、白アスパラ専用の皮むきまである!
すごいです。そのぐらいみんな食べるってことです。それに、スーパーへ行くと白アスパラ用の白いソースも売っています。

私は今回、オリーブオイルと塩という、単純な味付けでゆでた白アスパラを食べてみました。
ゆでたてはなかなかおいしかったぞ!
。。。でも個人的には緑の普通のアスパラのほうが好きかも。。

まあこれも、春を楽しむということで。
うちにある一番大きい鍋では長くて収まりきらなかった、白アスパラの写真を添付。

日に日にうまくなってゆく縦列駐車

私の住んでいるところはデュッセルドルフ市内。駐車場事情は当然のことながらあまりよくありません。車通勤をしており、毎日の駐車は家の前の道路に路駐。近所の道に時間を問わず泊めても良いという許可書をもらって、とりあえず開いているスポットを見つけてはそこへ駐車。車の幅と開いているスポットを見比べて’これはいける’と思ったところへ果敢に路駐を挑むわけです。(というと、危険な響きがしますが、決して無理はしません。)

ヨーロッパの町は道も古くて狭いところも多く、特にパリに住んだりすると、路駐は避けて通れない、かなりみんなプロになるわけです。しかも、前後の車のバンパーにぶつけ、’前後の車を押しながら’停める、なんてこともありなわけです。

デュッセルドルフではそこまでいかないものの、ぎりぎりうまく停められるかどうか、その腕が毎日の生活に必要となってきます。

近所の地下駐車場を借りれば毎日駐車スポットを探さなくてもすむんだけれど、お金ももったいないし、どこかどうかにあいているところはあるので、多少家まで歩く距離ができても路駐。

最初のうちは何回も入れなおしたり、何度も切り替えしたりの繰り返しでしたが、最近ではすっかりコツをつかみつつあり、車の長さぎりぎりのスポットにもきれいにおさめることができるようになってきました。
自分でもすばらしい!と、思うときもあり。

日に日に縦列の腕が上がっています。

2008/05/01

ドイツの大根

ドイツではほとんどどこのスーパーでも普通に大根が売っていて、驚きました。
日本で売っているのと同じ種類の、いわゆる大根。

味はこれまたおいしいのです。
ドイツ生活ほぼ1ヶ月が立とうとしてますが、これまで食べた3本のうち3本とも、辛い大根にあたってません。生のまま千切りにして大根サラダにするのですが、甘くておいしいのです。
日本だと、辛いのに当たったりして、生だと食べるのがつらいときもあります。
あの辛さって、どこから来るんだろうか。何が辛さを決めるんだろう?

だれか知っていたら教えてほしいです。