2013/04/08

私の知っているイギリスは

今日、鉄の女と称された元英国首相のマーガレットサッチャー卿が亡くなりました。享年87歳だそうです。

私の住んでいた、2002年ー7年頃のイギリスは、いわゆる英国病をとうに克服し、小憎らしいほど自信に満ち満ちた国って印象。世界の金融センターたるロンドンは堂々たる出で立ちで、資本主義・消費社会を謳歌しているようだったな。。
全く、産業革命が興った国なのに、これといった重工業はほぼすたれ、何を作っている訳でもないのに英国は世界の中で確固たる地位を築いており、’この人たちいったい、何をして暮らしているんだろうか、なんで潤っているの?’と、何度も素朴な疑問を感じつつ、ある意味イギリス・UKっていうものに、不思議なブランド力を感じていました。

それもこれも、サッチャー首相の時代があってからこそだと、亡くなって改めていろんな文献やら記事やらを見て思う。

女性であって、並みいる政治家たちを率いて一国の首相として11年間国を引っ張っていくってのは、彼女でなければできなかったことだろうと、書いてしまえばそれまでというか、上っ面な言葉になってしまうけど、私がいたイギリスを思い出してみるにつけ、彼女の存在はイギリスにとって本当に大きかったなと、思います。

ご冥福をお祈りします。

日本に女性の首相がたつ日は、くるのだろうか。

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