2008/12/29

派遣先ばかりが責められているけれど

日本に帰って4日目。毎日のニュースは景気の落ち込みの話が中心。
中でもいわゆる’派遣切り’・派遣先からの雇用契約期間を残していても突然解雇を言い渡されることが問題となっています。いつも責められるのは派遣先の企業ばかり。
それってちがうんじゃないかと、私は思う。
派遣社員経験者の私が思うのは、責任を取るべきは派遣会社の方であり、派遣先の企業ではないこと。派遣先企業は、雇用形態がフレキシブルであり、人件費が削減できるから派遣社員を雇うわけで、そのメリットをうたって企業と商売しているのが派遣会社。派遣先が解雇するのは業績が悪化しているのならば当然あることで、それは結局最初から条件に入っているわけだから、そこをやりくりすのは派遣会社の仕事だ!と私は思うわけです
もちろん、努力を続けている派遣会社も多いのだろうけれど。
偏っているメディアの報道にはなんだか解せないものを感じます。

2008/12/25

メリークリスマス。

静かで平和な、デュッセルドルフのクリスマスです。

私は明日から日本へ帰るので、今日は部屋を掃除したり、帰国準備したり。
いつもの帰国前よりも少し余裕があるのは、今日が休みだったからかな。
いつもだと前日まで仕事して、夜準備してやらなにやらでいつも寝不足で帰るのに、今回は多少そこのところ改善されているようです。

こちらではまさに今日が日本で言う大晦日、家族で食事を楽しむ日なのです。
そして世界一般的には今日の夜サンタクロースがやってきてプレゼントをおいていってくれるという。。
しかし確かドイツはサンタクロースが来る日が12月10日頃だと聞きました。
地域によってサンタも来る日が違うようです。
と、あまり正確には把握しておらず、正確に把握する気力も今日のところはなく。。

今年も終わっていくなぁ。。

みんなにとって素敵な年末・年始になりますように!

2008/12/24

今日で仕事納めでした。

本日(23日)が私の仕事納めの日でした。

4月以来、新たなビジネスへの挑戦で忙しい日々。そして新たな土地での生活。
しかしながらあまりトラブルもなくここまですごすことができました。よかった、よかった。

毎年仕事納めが近づくとなんだかやり残したことが次から次へと浮かんでくる感じで、あせりますが、結局は腹くくって終わらせることを終わらせなければならんです。それは普段からやっておかなきゃならないことで、年末だからとあせるのはおかしい。
そうです、そうなのです!
と、自分をなぐさめ、今日一日が終わりました。

2008/12/22

こうなったら平成の大徳政令しかないかも。

日本の誇る世界のToyotaが、創業以来59年ぶりに営業利益マイナス1500億円を計上するという、’100年に一度の不況’とよばれるなか、なんだかもうどこにも出口がないように思えるけれど。

こうなったら、平成の大徳政令でもしいて、がんばっている企業・苦しんでいる企業の借入金は不問、一切棒引きにする、というのはどうだろうか。

経済効果、一時的にせよとても大きいと思いますが。

2008/12/16

クリスマスマルクトの秘密



日中はいろ~んな業務に忙殺されていたので、ふと思い出して仕事帰りにマルクトでにぎわう繁華街に足を運びました。

クリスマス前のドイツといえばクリスマスマルクト。街の商店街や広場に小さなかわいい小屋が並び、まあいわゆる日本で言うと屋台なのですが、日本の屋台みたいにビニールの屋根とかではなくちゃんとした木の小屋が並び、おもちゃ、おかし、ろうそく、インテリア小物、アクセサリー、はたまた、クレープやフランクフルト、ケーキなど等の食べ物屋さんまで、所狭しと並ぶのです。
売っているものも古風なものというか、木のおもちゃやブリキのおもちゃ、普段あまり目にしないようなものが多いので、見ていても楽しいです。
ドイツ中の街にこの時期出現するのです。
デュッセルドルフにも同様。
ドイツの人たちはクリスマスマルクトが出始めると一気にクリスマス気分・年末気分が盛り上がるのでしょう。そして夕方、週末、これらのマルクト目当てのたくさんの人手。
そして一番これ!というものが、ブルーバインという、いわゆるホットワイン。屋台で飲めます。みんな屋台の周りでこのあったかいワイン片手に語らっています。

で、私は今日発見したことが。
前からこの屋台のクレープがとてもおいしそうなので今日こそかって食べてみましたが、最初の一口はとてもおいしい!で、あまりの人ごみなので、そのマルクト界隈を少しはなれ歩きながら食べていてみたところ、どうもなんだかおいしくなくなっている。。と、これがクリスマスマルクトの秘密か!と。とにかくその場で食べるから、人ごみの中みんなの中で食べるからおいしいのか、と。そしてそのほうが暖かいものはさめにくい。一人で歩きながら食べても、どうにもおいしくないのです。
そう、その場で食べるからいいのか!と。

帰りがけに、甥っ子のためにブリキのおもちゃを買いました。

2008/12/11

欧州生活も丸6年がたち

気づいてみたら7年目に突入していました。

私がイギリスに来たのが2002年の10月23日。
こんなに長くいるつもりじゃなかったのに。。(笑)
最初は2年ぐらいのつもりだったのに。
2年たったところで仕事も忙しく、目標だったProduct Managerになったこともあって、ますますがんばってしまい、このままでよいのだろうかと思った4年後にビジネススクールに行きを決意、5年目にはマドリードにおりました。
今思えば、イギリス行きを決意した2002年の春がまさに転換期だったのか。
そしてこれからも私は、こうして旅芸人の生活を続けるのだろうか。(笑)

と、先を考えている暇もないほど、なんだか忙しい今日この頃です。
ビジネス環境さらに厳しくなっています。

2008/12/01

Londonは雨だったけれど。

週末にLondonへ行ってきました。

去年からの友達が仕事も決まって家族でLondonの街中に住んでいて、Thanks Giving Dinnerをやるというのでそこに参加。Madridにいるほかの友達夫婦も参加して、にぎやかな週末でした。

今回はBrusselからEurostarでの旅。友達の家がEurostarのつくLondonのSt Pancrasから歩いて5分ぐらいのところに住んでいるので、非常に楽なたびでした。
電車もなかなかいいよね。Brusselへ行くのがちょっと面倒だけど、そこからEurostarで約2時間ちょっとでもうLondon. 飛行機ならば飛行時間自体はデュッセルからLondonまで1時間ぐらいなんだけど、なにしろLondonの飛行場は街から遠いしね。。。空港からの移動があまり好きではないので、電車にしてみたけど、正解だった。

Thanks giving Dinnerなんて、アメリカにいたとき以来。七面鳥を食べる日で、丸焼き(オーブンでロースト)を友達が作ってくれて、彼女の家で総勢12人ほどでわいわい食べました。

天気はまったく最悪だった(寒いし、暗いし、雨降るし。)でもなんだか心はあったかい週末でした。

2008/11/25

雪はすぐに溶けました。

日曜日の夕方降り積もった雪は、月曜の朝には屋根や木の雪を除いてほとんど溶けて、道路の混乱もなく、日常生活にはあまり支障もないまま火曜日になりました。

日曜の夕方には、次の日会社、休みになるか?!なんて半分期待もしてみましたが、甘かった。。

事業計画でとにかく忙しい日々です。

2008/11/23

そして大雪。

夕方から降り始めた雪はみるみるうちに激しくなり、そしてみるみるうちに積もっていきました。
今外は一面真っ白。
道路には積もっていないようだけれども。。

まだ12月にも入っていないのに、もう雪が降るなんて。。

ここは諏訪か!!と私は叫びたい。

しかし考えてみたら、諏訪よりもずっと北にあるデュッセルドルフ。雪が降ってもおかしくないか。。
標高は諏訪のほうが高いんだと思うけど。

イギリスにいたときも、年に1回ぐらいは積もることもあったけど、それでも1月の終わりとか2月のこと。積もっても大概次の日には溶けてたり。ましてや去年のマドリードなんて一回雪が舞ったぐらい。後はまったく無縁だったので、久々のことに少々戸惑っています。

寒いのね、やっぱり。

2008/11/22

昨日は嵐、今日は気温1℃。

寒いです。

昨日は強風が吹き荒れ、ひょうがふり、夜には雪が降ってきたり。
そして今日は晴れてはいたのですが、ひじょーに寒い。

いよいよ冬がやってきたという感じです。

厚手のコートは日本においてきてしまった私。。
ちょうどバーゲンになっていた気に入ったコートを先日見つけたので、やはりそれを買おうとお店に出かけていったのですが、売れてしまってなかった。。やっぱり。。そんな予感はしてました。
やはり、ほしいと思ったら迷ってはだめということか。そのときに買わねば。

コートはちょっとお預けで。
まあまたいいのが見つかるでしょう。

2008/11/19

こちらの信号はみな縦です。

イギリスもそうだったし、スペインも、そしてドイツも、信号はみな縦です。
ふと注意して、横型のものがないかと探してみるのですが、ほぼ99%縦型。

そして、青に変わる前にも黄色が2秒ほど点灯するのです。

日本だと、赤になる前しか黄色はともらないけれど、こちらでは青になる前にも黄色がつきます。

と、たいしたことではないのですが、日本と違う点、ということで。

2008/11/15

どうして銀行ばかり救われるのか

この、世界規模の大不況の中、世間に流れるにニュースは、あの国の政府が、金融機関救済に何十兆円規模の公的資金投入をするだとか、どこかの国の銀行が政府に救済措置を懇願しただとか、そんなことばかり。建前上は、金融機関を救済すれば、マクロで蔓延している信用不安が解消され、お金の周りがよくなり、ひいては景気の安定につながると。たとえばドイツでは公的資金投入の条件の一つとして、民間企業への融資はきちんと行うということをあげているようだけれど、日本もそうなのだろうか。政府としてはまったく貸すなと言ってはいないわけだけれど、結局銀行は中小企業に融資をせず、少しでもリスクがあることは触らずにやり過ごす。儲かっている、成長の余地がある如何にかかわらず。

それでどうやって景気が回復すると言うのだろうか。

救われるのは銀行ばかりで、人々の生活が安定・上昇する希望が見えてこないまま、漠然とした不安だけがまた蔓延するばかり。

日本のA首相は、そんな庶民の気持ちなんかわからないのかもしれない。

2008/11/12

なぜ私はいつも鍵をさがすのか。

車の鍵。乗ろうとするたびに、バックの中のどこに入り込んでしまったのか、探すのです。
いつも決まったところにしまわないからだ!
と、単純なことなのですが、車から降りるともう次のことを考えてしまい、はずした鍵を無造作に単にバックの中に放り込むために、また必要になったときに探すのです。

そういえば、実家では鍵の置き場所が決まっており、家に帰ってきたら必ずかぎはその場所にかけるようになっていた。。。

そうだった、ガールスカウトのモットーではないけれど、’備えよ常に。’
大事なことだと思います。

2008/11/10

アフリカの太陽

本当は来週からナイジェリアへ出張するはずでしたが、なんとビザが間に合わないことが判明し、結局行かないことになりました。

ナイジェリアに行くからには!と、予防接種だけは張り切って済ませていたのですが、肝心の入国ビザが間に合わない羽目に陥るとは。。不覚にも、認識の甘さが露呈しました。

ナイジェリアは黄熱病の感染危険があるとされているので、入国に当たってはこの黄熱病と、肝炎の予防接種を受けるのです。先週南アから帰国し早速、腕に3種類ほどの予防接種を受けました。。。

予防接種的には万全!だったのに。。
書類が間に合わないんじゃね。。お話になりません。

まあ、ちょっとここのところお疲れ気味だったので、いけなくなって少しほっとはしているのですが。。

でもまたアフリカの太陽を見に、ぜひ行きたいと思います。

2008/11/05

ヒーター直り、冬支度。

色々な方のご協力により、ヒーターは直りました。

うちのヒーターは、地下にあるボイラーから送られてくる温水でまかなわれており、いわゆる、セントラルヒーティングというやつなのですが、こうゆう、アパートでのセントラルヒーティングというのは壊れたときちょっと厄介。。自分ではなかなか直せない。。

しかし昨日エンジニアの人がきてくれて、地下のボイラーと部屋にあるヒーター両方をチェックしてくれたおかげで、なんとか暖房復活。

今日は仕事でフランクフルトへ行っていましたが、デュッセルより南なのに寒さは変わらず。(笑)
南とはいえ、ドイツなのでした。

2008/11/03

寒い。。

南アフリカから無事にデュッセルドルフに戻ってきました。

2週間以内間に、すっかり木々の葉は7割がた落ちており、冬支度の様相です。当然のことながら、北半球はこれから冬。

で、アパートに帰ってきてみたら、なんと、暖房が壊れており、まったく暖かくなりません。
各部屋にセントラルヒーティングから供給されるオイルヒーターというか、温水ヒーターがあるのですが、キッチンのヒーターも、ベッドルームも、リビングのも、全部入らないのです。
まだ凍えるほどではないので何とか暮らせますが。。

大家さんに電話して機材屋さんに見にに来てもらえるよう頼んでいるのですが、案の定今日のところはきてもらえず。

明日はどうか、直りますように。

2008/10/29

思えば遠くへ。。。

デュッセルドルフを離れてからはや10日ほど。
先週は火曜日からポルトガルのリスボンにいて、金曜日にロンドンへ移動。そして土曜日の夜に南アフリカのヨハネスブルグにきました。

ロンドンからは飛行機で10時間ほど。
簡単に来てしまえるからか、なんなのか。。。あまり遠くに来ている気がしないのですが、よく考えてみると、アフリカ大陸の南端近くまで来ているわけで、気がしないとかいう問題ではなく、日本から来ることを思うと、とても遠いところにいるのです。しかも南半球。私にとっては初南半球。季節は春から夏にいたるところ、水は北半球と反対に回る、南十字星は見える。。。と、全く初歩の知識の限りを尽くすわけです。

仕事できているし、もちろん壁に囲まれセキュリティーの整ったホテルに泊まり、仕事先のオフィスにも車で10分ほど、会社の人が迎えに来てくれて、全く半径10KM以内にとどまっている状態です。なので当然、1週間いてもヨハネスブルグのほんの一部を見ているに過ぎませんが、車の中から見える景色や、レストランの様子からするになんていうのか、ある程度出来上がった社会と生きている人たちのたくましさについて、考えます。

そして私としてはなんとなく身の置き所がないような気がします。
ヨーロッパにいて初めての国に行ってもあまりそう感じないのだけれど。。
それにしても気候がとてもよく、すごしやすいのですが。

2008/10/20

今期の終わり。

わが阪神タイガースの今シーズンが今日終わりました。
クライマックスシリーズ第1ステージで中日に敗退。巨人への挑戦を待たずして、根気、いや、今期が終わったのです。

。。。。誰も恨むまい。。こうなってしまった以上。。
今日負けたと知ったときは少々虚脱状態に教われましたが。

13ゲーム差での独走も夢のまた夢。
優勝を確信した前半でしたが、ウサギと亀のかけっこのよう。最後の最後で巨人に追い越され、終わってみればセリーグ2位。

こうゆう終わり方って、なんだか立ち直りに時間がかかりそうだけれど。
気を取り直し、すんだことは都合よく忘れよう。
来期がんばろう!

2008/10/17

歯を抜きました。

突然ですが、今日の夕方歯を抜きました。

イギリスにいる頃から、’いづれは抜かなきゃならないよ’と、歯医者さんに言われていた左の奥歯で、ずーっと昔、日本にいる頃虫歯になった際に根の治療までされて細いボルトのようなものが歯の根にささった状態で、そこからフェイクの歯がかぶせてあったものなのですが。。。狭い隙間からばい菌が入ったりして、消毒、治療されていたはずの根にも影響が出ていたものです。そこがまた、痛み出したというわけで、急遽、勇気を出して歯医者さんの予約を取りました。
海外で歯医者に行くって、結構勇気がいるんだけれど。。。でも、イギリスの経験からすると、歯の治療技術は、もしかして日本より進んでいるの?見てもらった歯医者さんに、’日本で治療されたところが、ちょっと雑だった見たいだよ、最近じゃこんな直し方しないからね。’などといわれたりしました。

イギリスにいる頃、結局この歯を抜かなかったのは、①抜くのに結構お金がかかった。。(保険というか、社会保障の範囲外だったため)、②その前にもっと痛かった右奥の歯を、悩んだ挙句に抜いていたため。。去年は去年で貧乏学生だったし、と、ほったらかしにしていた私が悪いんです。

来週から2週間弱出張ロードに出るので、痛みが少しのうちに見てもらおうと。

行ったデュッセルドルフの歯医者さんは、なかなか当たりでした。
さらに、社会保険でほとんどカバーされるとのこと。さすが、だてに毎月高い社会保障費払っているわけじゃないのね、と。

それで私の問題の左奥歯。
レントゲンを撮られ、先生の即結論、’これはすぐに抜かなきゃだめだね。’
’私、これから2週間ぐらい出張でいないので。。’
といったところ、
’じゃあ今日抜こうか?’ ’それとも2週間後にする?’
どっちにしても抜かなきゃだめだよ、と。

出張中に痛くなってもいやだし、特に飛行機乗り降りは結構歯に来たりするし。。。で、非常に怖かったのですが、どうせ抜かなきゃならないのなら、今日抜いてしまおうと。
’抜いちゃってください。’と、私が言った後の先生の対応はすばやかったですよ。決心が揺らがぬようにって配慮なのかな。

麻酔が効いてからあっという間に、私の左奥歯は抜かれていました。
抜いた後、先生から、
’今日抜いたのはいい選択だったよ’と、言われたのが慰めになりましたが。。

歯は大事だ!そして永久歯は骨。抜いたらもう生えてこない。。
日本だと、あんまり抜かない方向で治療するみたいだけど。。。。本当は抜かないほうがいいのかなぁ。
抜く羽目にならないように気をつけなきゃいけないってことだよね。
こちらの歯医者さんは何より、何度も何度も通うことがない、というのがいいね。
日本の歯医者さんは正直、もう直ったでしょ、っておもってもそれでも何度か行かなきゃ行けなかったりで、そのうちいやになっていかなくなっちゃうのよね。。

まあいずれにしても、来週からの出張にはひとつ心配事が減ったという感じ。

金曜の夜ですが、歯医者の先生から、’あまりものを食べず、アルコールは飲まない、そして、たばこもだめ。’と、きっぱり言われたので、痛み止めが効いて眠くなっているのをいいことに、今日は早く寝ることにします。

2008/10/15

枯葉散る、夕暮れは。。

と、デュッセルドルフは秋まっさかり。

木々の紅葉もピークを迎え、黄色の落ち葉が道路を覆うようになりました。

ここ2・3日は夕方から夜にかけて小雨の降る天気で、すっかり、ヨーロッパの秋が、来たんだなぁと。

日もめっきり短くなってきました。
気のせいかもしれないけど、イギリスにいたときよりも、朝の暗さのほうが、というか夜明けの遅さのほうがインパクトが強いのです。イギリスにいる頃は何しろ日暮れの早さのほうが断然気になったのだけれど、デュッセルでは最近7時過ぎまで真っ暗なので、朝の感覚がつかめないのです。いったい今何時なの??と。うっかり寝過ごしてはいけないので、気をつけていますが。
その代わり日が暮れる時間はそんなに遅い気がしないのだけれど。
まだまだ、これからなのかな?

と、今年はドイツで迎えている秋です。

2008/10/13

世の中そんなに、甘くない。

先週はめまぐるしい1週間。スペインで仕事をしてる間、日本では阪神と巨人がここにきてデットヒートを繰り広げていました。
つきはすかと思いきや巨人も巨人で足踏みしていたこともあり、
’そーは言っても13ゲーム差。そんな簡単に追いつけやしませんよ。’
と、自分で自分を鼓舞したのもほんのなぐさめ。
10月8日の直接対決で阪神が破れ、結局10日、旧体育の日、巨人のセリーグ優勝が決まってしまうという、本当に、阪神ファンの私としては、’信じられない’、’ありえない’、と、悪い夢でも見ているような。。。
そして現実に向き合おうとすればするほど、13ゲームもあった差が。。。。あ~。。。と、なんだろうかこの喪失感は。。

今年の優勝は阪神のものと信じていた2ヶ月前。
やはり、世の中に絶対ということはそうはないのね。。
思わぬことってのは、起こるものなのね。。

気を取り直し、クライマックスシリーズ。がんばれ!阪神タイガース!!!

2008/10/04

ドイツ統一の日

今週は金曜日がお休みで3連休。
10月3日はドイツ統一の記念日で、国民の祝日です。

1990年の10月3日、東ドイツと西ドイツが統一され、ベルリンの壁が崩壊。歴史的には’再統一’ということになるようですが。

テレビで見たベルリンの壁が壊される様子は今でも印象に残っています。

周りにいるドイツ人の人たちに、統一されてうれしかったか、よかったと思うか、と聞いたところ、大体の人が’最初は多少疑問があったけど、でも、よかったと思う。’、’うれしかった’、と答えてました。
当時西側にいた人、東側にいた人たちによって反応は違うようです。東側にいた人たちは統一を本当に喜んでいた人たちが、当然のことながら多く、西側、特にベルリンから離れた人たちにとってはこれからどうなるんだろうか、という気持ちもあったようです。
今でも統一にあたって、ドイツの人たちは、そして私も含めて、大きな費用を払っているのですが、しかしこの費用は、必要なものだと、考えている人も多いようです。

2008/10/01

男の花道。

今日日本では、オリックスバファローズの清原選手の引退試合が行われていました。

彼が高校生で甲子園で活躍している頃、私は中学生でした。
彼が西武ライオンズへ入団して華々しく活躍している頃、私は大学へすすみ、そして卒業。東京から実家へ戻りました。

そして今の会社で働き始めた頃、彼は念願かなって巨人へ入団し、さらにその存在感を高めて行きました。

そんな彼を私は、彼の大ファンだった友人のKさんと一緒に、甲子園へ、はたまたドームへと、観客席から何度かその姿を目の当たりにしました。

忘れられないのは99年の夏、甲子園に阪神x巨人戦を見に行ったこと。当時巨人にいた清原に、阪神はなんと、3打席ホームランを浴び、まさしく惨敗。打席に立つ清原が、本当に本当に大きく見えたこと。。
そして私たち、阪神ファン。’今日はこのぐらいにしといたらぁ’、と、負け惜しみを言って帰るのが精一杯。

時は流れ、2008年10月1日。
清原選手現役引退です。

日本のプロ野球選手の皆さん、メジャーリーグに行きたい気持ちもわかるけど、メジャーで引退を迎えて、これほど暖かく見送ってもらえることがあるでしょうか。日本には野球を愛するファンと文化があるのだ!

もうこんな引退セレモニーが行われる選手、ほかにいないかもしれない。

2008/09/26

ヨーロッパ中で営業の日々。

今週後半はスペインのMarbella(Malagaの近く)へ仕事で行っていました。

お客さんのイベントで、お客さんがそのまたお客さんを招待して行うイベント。私たちメーカーはこのイベントを企画しているお客さんに製品を卸しているので、こういったイベントを通しての営業活動、いわば展示会も兼ねたイベントで、企画されたのはとあるリゾートホテル。3日間そこへ招待されたお客さん相手に私たちの商品を説明したり、余興を楽しんだりして、コミュニケーションを図り、次の売り上げにつなげようと言うものです。

普段私たちにとってはほとんどの場合卸売り業者(Distributor)さんが一番のお客さんで、その人たちとの打ち合わせは結構多いのですが、こういった、卸売りのその先のお客さんに会う機会は意外に少ないので、指名買いしてもらえるように売り込むわけです。

ヨーロッパではこうやってどこかのリゾート地にお客さんを招待して行うイベントが結構多く、どの業界でも企画されているようです。もちろんうちの会社もうちの会社独自のイベントがあるのですが、それは来週、またスペインです。

こうやって、お客さんにあった上で話を聞いてそのお客さんの要望に応える、というのは地味で地道なことなのですが、これが一番大事なことなのかなと思います。

それにしてもMarbellaはよいところ。。仕事じゃなきゃよかったのに。

2008/09/18

流されつつある毎日

なんだ、かんだと仕事が忙しく、やろうと思っているドイツ語の勉強もろくにせず、忙しいを理由になにか流されてしまう生活が続いています。

仕事が忙しいことは、いいことではあるんだけれども。
ドイツにいるこの期間、仕事以外でも何かをちゃんと得ておきたいと思うのです。

思っているだけでは、だめだけど。

というわけで、またすこしづつドイツ語の勉強を始めます。

2008/09/16

わずか1年で。。

学校のCountry Economyの授業で各国のそのときの経済状況と、総合して世界の状況を見ていく中で、全世界的に比較的好況である、と、話していたのはほんの1年ちょっと前。去年8月にアメリカでサブプライム問題が深刻化して以降、坂道を転げ落ちるようにアメリカ経済は悪化の一途をたどり、影響は大西洋、太平洋をいとも簡単に超えて連鎖反応を起こし、2009年9月現在、欧州のニュースを見ても、もちろん日本のニュースでも、不安ばかりが広がっている今日この頃。

一週間前まで優良企業だったのに、今週にはもう破綻。
こんなめまぐるしさと、破綻が及ぼす何百億という途方もない、聞いても耳を右から左に抜けていくような金額に、私自身の一人身の、まったくの無力さを感じます。
ニュースを見て、へーっと、言ってみては、不安が掻き立てられるだけなのです。

じたばたしても、仕方のないことなのだけれど。

2008/09/15

すっかり秋です。

こちらデュッセルドルフは朝晩めっきり涼しくなって、というか肌寒くなって、今朝の気温13度ほどです。
日本ではまだまだ残暑が厳しいと聞きましたが、そんなことはうそのよう。

ところでこの間ウィルスにやられてしまった私のPC, 会社の方のご協力のおかげでWindowsを再び立ち上げることができるようになったので、早速残っていたデータを別のハードウェアに移動し、バックアップしました。それから、そのPCを掃除。中も外も含めて掃除。中の掃除といえば、結局はシステムを最初からインストールしなおした=中に残っていた履歴やら、インストールしたソフトやら一挙に全くない状態に戻って、いちから出直しです。

データってのは埃と同様たまっていくもので、やはりお掃除が必要だなと痛感しました。
これで気分もすっきり。
今度はウィルスに感染しないように気をつけねば。

2008/09/11

私のPCが。。。。

私のPCが、ウィルスにやられてしまいました。

ヨーロッパに来てからこれで2度目。1度目はイギリスで、そして今度はドイツで。

いきなり、ウィルス対策用ソフトウェアを装った、手の込んだスパイウェア型のウィルスに襲われたのです。

画面にXP Antivirus 2008という画面が現れて、インストールするよう促されるのです。
最初は怪しいと思ってインストールを避けていたのですが、何度もその画面が現れるうち、’これはもしかして、Microsoftのサービスなのか??’と、余計なことを思ってしまい、ついインストールのボタンを押してしまったのが運の尽き。それっきり、何度試してもWindowsが起動しなくなってしまいました。

あー、やられたかと。
せめて中に入っているデータを救いたいと思って、私のPCの製造元であるアジアの某社のテクニカルサービスに電話したところ、案の定、買ったのはマドリードだし電話してるのはドイツからだし、私は日本人だしでえらいややこしい。日本のサポートへ電話し、台湾のサポートへ電話し、アメリカのサポートなら確実に英語で伝わるだろうと電話し。。しかし、全くサービスが悪い!!!
まあウィルスに感染してしまったのは私のせいなので、メーカーのせいではないのだけれど、せめて、電話の応対ぐらい親切にしてほしい!!さすがに日本のサポートは親切・丁寧でしたが、解決にはならず。。

データはPCを分解してハードディスクを取り出して別のPCにつなげれば何とか救えるのではないかということなので、会社の詳しい方々にお願いしてデータを救出するところです。

ブログはね、インターネットにつながる端末さえあればどこからでも更新できる。ブログの履歴は私のPCの中にあるわけでなく、Googleさまのもとにあるのです。
やっぱり世の中、自分のPCにデータをストアしない世界のほうが、便利なのかしら。。
と、考えも広がっていきますが、まずは、去年一年間のマドリードで勉強したこともすべて入っているPC、データを救い出さねば。

私のかかったウィルスはこれです。
Antivirus 2008
皆さんもお気をつけて。

2008/09/08

全身ユニクロ。。。の心得

陽気も本格的に秋めいてきたし、日本から買ってきたユニクロのワンピースで会社に行こうと、颯爽と着てみました。グレーのワンピース。半そでで、スタイルとしてはインナーに七分袖のTシャツ、それからスパッツをはくと。で、これまたユニクロで買ってきた七分袖のTシャツをインナーに、ワンピースを着てみて、ああ、ほんとに全身ユニクロだな。。。と。

ユニクロの物はデザインもまあまあだし、品質も、文句言えません。何せ全身1万円以内、下手すると5千円以内でそろってしまい、しかもこの品質なら文句言えません。そうです。

しかし、洋服屋の娘として、はたと、これでよいのかと思ってしまいました。

そこで、ユニクロに限らず、ZaraでもH&Mでも、とてもリーズナブルな値段のものを仕事に着る際に大事なことを考えてみました。
それは、せめて、靴やらスカーフ、それからアクセサリーの類は高いもの、(高けりゃいいってものでもないけど)、値段に比例して質の高いものを、身につけるべきと。
そうやって上手に組み合わせれば、とても、3900円のワンピースを着ているとは見られない。。かな???
うーん、今日巻いていったスカーフもユニクロ。。。靴はちゃんとしたの履いていきましたが。やっぱりスカーフも、もうちょっといいやつにしといたほうがよかったかな??

まあなんにしても、ユニクロもユニクロで恐ろしいです。

2008/09/07

は、阪神が。。

私の応援しえている阪神タイガース、ここまでセリーグ首位独走態勢、一時期は2位に11ゲーム差以上つけていたのに、いたのに!!!
な、なんと、マジック消滅、2位の巨人にまた自力優勝の目がでてきてしまったという、情けない状況。
ああ。。。。やはり、いいときは続かないのか。。それとも、追っていくほうが楽なのね。追われる立場のほうが大変ね。
6月ごろには今年は楽にセリーグ優勝!なんて思ってたけれど、やっぱ見通し甘すぎた。(笑)

がんばれ、阪神!!

2008/09/01

日本’真’無責任時代。

なんと、福田首相辞任とのこと。

先進国の中でも、1年ごと首相が変わるなんて国はないわけで、’私の責任範囲は一応終わったと考えられるので、一応他の方に席をお譲りします’、と、一国の首相の座なのに、全くの個人的裁量でしか判断されていない、日本には、本当に国益を考えてリーダーシップをとる人はおりません、と、海外に大きな声で発表しているようなもの。なんだかみんな、勘違いしてやしませんかと。

首相がこんなんじゃ、誰もついていこうと思わないわけで、ますます、誰にもなにも期待しない風潮が高まるわけです。
安倍首相がやめたときにも思いましたが、一体本当の意味でのエリートがやはり存在しないのか、多少の犠牲を払ってでも国益を守り抜くという強い意志のもと国を引っ張っていけるだけのエリートが、いなんだな、と。エリート、エリート、って言うけど、ただの気弱なお金持ちお坊ちゃんたちなだけじゃん、と、私はあえて言いたい。

そりゃ、末端の一国民としちゃあ、なんとでも言えるわけで、その点私も無責任なのかも知れませんが、少なくとも、誇れるリーダーが座っていてこそ、なのです。

全く、いい加減にしろ!一般企業の会社の厳しさを、少しは知ってみろ!と、言いたくなる。
訳です。

2008/08/30

8月ももう終わりですね。

早いもので、あと一日で8月も終わり。

今年の夏は、諏訪湖の花火も見たし、三河湾にも行って露天風呂にも入ったし、蓼科の露天風呂にも行ったし、うなぎも食べたし、みんなにもあったし、で、あっという間に終わりです。

今日のデュッセルは夏に少し戻ったような陽気、いい天気でしたが、さすがに日も短くなってきて、そろそろ秋の気配です。

2008/08/27

上野もがんばったし、私もがんばるか。

日本での夏休みを満喫し、デュッセルドルフに帰ってきました。

何しろオリンピック三昧、それから家族と海へ行き、温泉につかり、甥っ子たちと遊び、友達とカラオケにも行き。。。盛りだくさん。幸せな休みだった。。みんな、ありがとね。

と、ところでオリンピック、そして日本!
日本で見るオリンピック中継はまた格別ですね。前回のアテネオリンピックはイギリスにいて、競技をライブで見ることもあまりなく、さらに、もちろん英国選手中心に放送されるので、柔道も見れなかったし、水泳も観れず、かろうじて体操団体、日本男子チームが金メダルを取ったところは話題となったものの、今ひとつ私的には物足りなかったのですが、。。そりゃ当たり前だよね、イギリスにいたんだから。マラソンのポーラ・ラドクリフ選手がとても注目されてたのを思い出します。
それにしても日本!
私のハイライトとてしては、北島選手の100メートル金、そしてそして、ソフトボールの金!

そういえばとてもとても昔、私が10代でアメリカへ留学していた頃、ちょうど冬のオリンピックで伊藤みどりがフィギアで銀メダルを取ったのをテレビで見た私、いたくいたく、感動して、’みどりも海外で戦っているんだ、私もアメリカでがんばろう。’、と、勝手に励まされていたのを思い出した。

オリンピックでがんばる人には、そうやって一般の私達をもやる気にさせる何かが、あると思うんです。
女子のソフトボールチームにも、やっぱり私は励まされました。

デュッセルで一人、私も世界を相手に戦うのだ!
と、言うのは大げさだけど。。

2008/08/10

マドリードは30度快晴だったのに、デュッセルドルフは今日も雨だった。

正確に言うと、’アムステルダムは今日も雨だった’のですが。。

おととい金曜日から再びマドリードへ行き、友達の結婚式に出席してきました。

8月のマドリード。去年は夏休み中でしたが、学校のプロジェクトをやったり、帰国のお金もなかったので、(笑)ずーーーっとすごしていた日々を思い出しました。
去年の今頃はまだ、MBAのあと自分がどこで何してるのかも分からなかったけれど。

それは結婚した二人も同じく感じていることだろうと。
去年知り合った二人、まさか1年後にゴールインすることになろうとは、考えてもなかった?それとも卒業後のことはもう意識していたのかな。

しかし久々のマドリード、気温30度、太陽が痛いマドリード。
でも乾燥しているので日影は心地よいマドリード。
満喫してきました。

と、余韻に浸るまもなく、明日から日本へ帰国します。
日本はお盆真っ最中!そしてオリンピック!
久しぶりにうなぎでも食べたいなぁ。。

2008/07/31

ZaraもZaraで恐ろしい。。

来週金曜日、去年学校で知り合った友達の結婚パーティーがあり、マドリードへ行きます。アントレの授業で一緒にビジネスプランを書いた同じクラスの仲間で、なんと、彼女は、これまた同じクラスだった男性と結婚することになったのです。お互い、マドリードに来る前までは全く知らない同士だったのに、縁というのは不思議なものです。

それはさておき。
私は夜のパーティーへ出席するべくマドリードへ向かうのですが、さて、パーティーには何を着ようかというのが目下の課題。まあパーティーと行ってもクラブで集まるカジュアルな会。あまり堅苦しいものを切る必要はなく、かといってあまりカジュアルすぎても。。
と、今日仕事を早めに切り上げて、デュッセルドルフのショッピングエリアへ。
Zaraならば、手ごろな値段でデザインもいけてるものがありやしないかと、アルトシュッタット(旧市街)へと向かう道すがら、いろんなお店が目に留まり、道草途中で見つけ、あ、これいいかも、と思ったものはばか高い。でも今ひとつ即決できないものは値段と素材がつりあわない、着てみても今ひとつしっくり来ない。。

そしてZaraにたどり着き、ワンピース、ドレスの類を物色していたのですが、な、なんと気がつくと、まっったく関係のないブラウスやらエスニック調の上着やらが目に留まり。。つい買おうかという気になってしまった。。。こ、これはいいか~ん!と、当初の目的を思い出し、気を取り直してめぼしいものを探しましたが、結局みつからず、今日は時間切れ。

しかし、Zaraも恐ろしいところ。
スペイン発、今やグローバルに小売展開をしているZara. この会社の戦略は去年学校でブログを書いていた頃にも書きましたが、とにかく、デザインがモダン、というか、流行を捉えて、女心をぐっとつかむものばかり、そして安い。。たしかに素材はよくないけれど、それはZaraの戦略。そしてこの会社、あまり在庫を持たないことで有名で、お店に並んでいる品物はしょっちゅう変わる。これも戦略。今日いいなと思ったものはその場で買わないと、来週にはお店から消えていたり。さらにさらに、最近スペインではZaraでの売れ残りやアウトレット品をもっと安く売る、’Lefties'というお店も出ている。
Leftiesってのはまさに、残り物って意味なんだけど。
とにかく、今日は危うくまったく結婚式に関係ないものを買ってしまうところでした。

しかしここで名案が。
私の実家の洋服屋で2年前に買ったサマーワンピース、柄が斬新でなかなか気に入っているのですが、じ、実は腕の周りがきつくなっており。。切れないことはないんだけど、窮屈で。
でも、このワンピース、きつくなっている袖の部分をきって、いっそのことノースリーブにしてしまったら、それはそれでいいかもと。
早速明日お直し屋さんにもって行くことにします。
そうこうしているうちにあと1週間。。。急がねば。。

2008/07/29

こども電話相談室

会社の前の池には、いろんな生き物がいます。
この間は花のことを書きましたが、花以外にも、名前の分からない、水中昆虫がいるのです。
空気を吸うためか水面に上がってきてはまた中にもぐる、すばしっこい昆虫で、はじめはやごか何かの幼虫で、夏ごろになったらもしや羽が生えて飛び始めるのではと、それが結構な数生息しているので、この数がみんなあぶみたいになって飛んできたら恐ろしいなと思っていたところ、どうもそうなる気配もなく。

それはさておき、この虫、なんていう虫なんだろうかと考えていると、ふと、昔子供の頃よく聞いていたラジオ番組、’こども電話相談室’のことを思い出しました。
気になること、分からないことを電話すると、ラジオの向こうにいる専門家の先生達が答えてくれるという番組で、学校から帰った夕方よく聞いていたのです。
そして、今でも忘れない、本当にあったすごい質問。とある、多分小学校にあがるかあがらないかぐらいの男の子からの質問。’こんにちは~。質問どうぞ。’という進行役の人に促されて一言;

’あの、僕のうちの庭に、鳥がきたんですけど、なんていう鳥ですか?’

一瞬しんとなったとおもったら、先生達も思わず爆笑。
いきなりなんていう鳥か聞かれても。。。と、’どんな色だった?大きい鳥かな?小さな鳥かな?’と。。
後のやり取りはあまり覚えてないんだけど、とにかくその質問を聞いて、私も大爆笑だったことを覚えてます。いや、ほんとの話なの。

2008/07/26

暑かったり、寒かったり。

今週は気温の変化が激しい1週間でした。

月曜日あたりは最高気温15度近辺、朝は11度ほど、曇り空で風も冷たく、あ~、夏ももう終わりかと。
短かったなぁ。。

と、思いきや、木曜日ごろからまたさわやかに晴れて、気温も上昇。
金曜日は25/6度ほどとなり、しかし風もさわやかで最高!な、天気。
今日は今日で蒸し暑かった。。

夕方になって雨が降ってきました。
これで低気圧が来て、また過ぎ去っていくと寒くなるのかなぁ。

2008/07/21

いとこが来たりて。。


先週の月曜日からいとこが日本から遊びに来ていました。

去年マドリードに遊びに来たいとこの姉のほうです。

私達は小さいときからとても近くで一緒に育っているので、ほとんど兄弟のような、非常に近しい間柄です。
しかも、彼女はヨーロッパに何度か来たことがあり、そしてアメリカにもいたこともあったりで、英語も話すし、ほっといても一人で楽しむタイプ(笑)、その点私と似ています。
しかし、いとこ姉妹、傍で見ていると、同じようなものを見ても反応が違ったり、その違いがとても面白く、さらに妹のほうが姉よりもしっかりしているのではないかと思わせられる点が多々あったり。。(笑)、これも私達兄弟と似ている点かもしれません。

彼女はドイツで2日過ごした後、ベルギーへ電車で行き、その後金曜日にアムスへ。私も金曜日の午後からアムスで彼女と合流。ほぼ6年近くヨーロッパにいて一度もまともにアムステルダムという町を観光したことがなかったので、これをよい機会に、一緒に楽しむことにしました。

それにしてもアムステルダム。いい街です。
町全体が川の中州から構成されているような、というか、水の上に街があるというのか、とにかく、人工的に作られた運河沿いに鉛筆方の建物が立ち並ぶ、大きすぎず、小さすぎず、移動も楽で、しかも見所たくさん。美術館はもとより、ショッピングエリアも充実。そしてナイトライフも(まあ今回は夜遊びしてませんが)充実、と、かなり私としてはいけている街です。
何よりも、水があるってとてもよいです。

金曜日はアンネフランクの家に、それから土曜日はゴッホ美術館と運河を船で観光、それから今日は国立美術館へと。私は国立美術館二度目ですが、あそこの美術館へは何度行ってもいいです。
特にレンブラントとフェルメール。フェルメールの絵は見ることのできる作品数が限られているだけに、国立美術館のコレクションは必見。あとはハーグにある美術館へ行って、真珠のイアリングの少女の絵を、見なければ。。

そんなかんなで、盛りだくさんの週末。
レンブラント広場の、レンブラントの銅像と、前にある’夜警’の彫刻たちを添付。

2008/07/12

この花、一体何の花?


会社の前にある池に、かわいい花を見つけました。
ピンク色で茎がスーッと長く、水の中から生えています。

一体この花は何の花だろうか。

ところで前に来ていた鳥はアオサギと分かりましたが、あれっきりいっこうに顔を見せません。
アオサギなので青ちゃんと命名しようかと思っていますが。。
旅にでも出たのかな。

2008/07/08

IKEAとは、怖いところです。

今日は仕事帰りに会社近くのIKEAへ行ってきました。

ドイツに来てからIKEAへ行くのはこれが始めて。
Furnished(家具付)アパートを借りて住み始めたこともあって、取りあえず生活に必要なものなどは大概もともとこのアパートにそろっていたのと、IKEAへ行くとついつい買いすぎてしまうという恐怖もあり、今日まで行きそびれていましたが。。ついに、家になくて不便を感じていたものを求めに、行ってきました。

日本にも2005年、船橋を皮切りに(再)進出したIEKA、世界一有名な大型家具店といってももう過言ではないその存在感とブランド力を確立していますが、私がIKEAと最初に出会ったのは2002年にイギリスで生活を始めたばかりの頃。それまでIKEAの存在を全く知らず、イギリスでの生活を始めるにあたり、むこうでもやっぱり家具付のアパートに住み始めたものの、ドイツの家具付と違ってイギリスでいうところの家具付とは何かと足りないものが多いもの、それで近くのお店やショッピングセンター、デパートなどへ行っては見るのですが、なんせイギリスへ渡ったばかりの私にはポンドの洗礼があまりにも強く。。何を見ても、’た、高い。。’と、思わず立ち尽くしてしまい、何を買うのもものすごく悩んでしまうという状態でした。そんな私に、’なんだ、IKEA行ってみればいいじゃん’と言われたのが始め。’そ、その店は一体どこにあるの??’と、調べて行ってみたのがLondonはWembleyのIKEA. 最初に言ったときの感動を、私は今もおぼえています。店舗の圧倒的な大きさ、スウェーデンの国旗色で彩られた建物に、ばかでかいIKEAの文字、そして店内、かわいい家具やおしゃれな雑貨で飾られたディスプレーエリア、こ、こんなにおしゃれな家具なのに、や、安い!!なんだここは、まるで天国じゃないか!と、思わず私は両手を上げ、万歳したくなりました。そしてそんな私を誘惑するかのように積み上げられた、かわいい雑貨や食器・・・・いたるところに積み上げられているのです。どれをとっても大概デザインがよいのです。家具は自分で組み立てなきゃならないし、やはり品質はある程度値段相応な点は否めませんが。。
これがまたこの、値段、’まあいいか、このぐらいなら、買っちゃえ。’と、ついかごに入れてしまう値段の嵐で。。そして、挙句の果てには、'どうして私、こんなに買っちゃったんだ?”と。。。。
私にとっては非常に危険な場所です。(笑)

最近私はIKEAに行った際には、取りあえずほしいと思ったものはかごの中に入れるものの、最後、レジの直前でかごに入れたものを全部見直し、’これは本当に本当に私にとって必要なのだろうか。これがなかったら生きていけないだろうか。’と、問い返し、’いや、いらないだろう’と思ったものはかごから出して返すと、そうゆう方針です。(笑、いや、まじめな話。)

そうして、こちらに住んでいる人たちにありがちな、’家の中がIKEAのものだらけ’という状態になるわけです。(笑)

すばらしいビジネス。そう。去年MBAやってたときにもIKEAのことは多々引き合いに出ていました。。。。恐ろしくも非常に楽しい場所、IKEA. きっとこれからもお世話になることでしょう。

2008/07/06

自転車買おうかな。



この間以来、ライン川沿いの散歩が病みつきになりました。

最近結構いいお天気、午後になると気温もぐんぐん上がって、散歩に出かけて川沿いに出ると視界に広がる川からの風がとても気持ちよいです。

うちからは歩くと川まで出るのに最低20分ぐらいはかかるので、行きは大概トラムにのって近くの駅で降りて底から歩き、帰りはそのまま、途中公園なんかを抜けながらそのまま歩いて帰っていきます。

それにしても川風きって自転車乗ったら本当に気持ちいいかも。
買い物にも何かと便利になるし、これはやっぱり、安い自転車、買おうかな。

と、夕暮れのライン川の様子を添付。

2008/07/02

水があるっていい感じ。

今日は早めに帰宅したので、ご飯を食べた後、デュッセルドルフに来て初めてライン川の本当に水際まで、散歩をかねて行ってきました。毎日ライン川を越えて出勤しているのですが、散歩は初めて。。

今日はほんとにいいお天気で、気温も午後からぐんぐん上がり、多分30度に近かったのではと思うぐらい、そして日の長~い、ヨーロッパの夏、ここはひとつ、楽しまなくちゃという訳です。

しかし同じようなことを考えている人たちは多いもので、川岸まで行ってみると遊歩道にはたくさんの人。ジョギングするひと、散歩する人、ローラーブレードしてる人、サイクリングしている人、日光浴している人、それぞれでした。

しかし、水のある町っていいね。
私の生まれ故郷の某山岳地帯にも湖があって、やっぱりそれを見て育っているせいか、水を見ると落ち着きます。ロンドンにはテムズ川、パリにはセーヌ川、そして、デュッセルにはライン川。
いい感じです。

2008/07/01

名前を募集します。


今日、突然会社の前にある池(噴水)に、鷺なのか、なんなのか、体長80センチぐらいかな、結構大きな鳥が出現しました。しかもこの鳥、人間も恐れず、誰が近づいても逃げようとせず、悠々と池にいる虫を食べている様子。こんなに近くに、こんな鳥を見ることはあまりなく。。

怖気づかない様子に私も気をよくし、名前をつけて観察することにしました。
おすかメスかも分からず、またなんという鳥かも分かりませんが。。

とりあえず、この場を借りて名前を募集します。
明日もきているだろうか。
よい名前が浮かんだ方はご連絡を。

2008/06/30

祭りのあと

サッカーのお祭りは今日で終わり。
残念ながらドイツは優勝を逃しましたが、なんと、なんと、スペインが勝った~~!!
すばらしいことです。スペインはいつも上位に食い込むものの、こういった国際試合で優勝することはほとんどないんで、やっとやっと、ヨーロッパの存在感をアピール。今頃マドリードはお祭り騒ぎに違いないです。よかった、よかった。

しかしユーロカップを観るにつけ、日本のサッカーはまだまだだなと。。つくづく感じてしまう今日この頃です。

2008/06/26

ドイツがまた勝ったよ!決勝進出!

サッカーのEuro Cup 2008,今日は準決勝ドイツ対トルコ戦がありました。結果は3-2でドイツの勝ち!
なかなか面白い試合でした。

ある記事によると、ドイツ約8000万人の人口のうち約1割がトルコ系の人で、移民が社会問題化しているドイツとしては国内での応援も多少’微妙’なんだけれども、試合後のデュッセルの町中の様子は概して過激な様子はなく、勝ちを喜ぶドイツ人の人たちでちょっとしたお祭り騒ぎ、私の見る限りほほえましい、サッカーがまだまだ国際的には弱い日本人としてはちょっとうらやましい、といった感じでした。

それはまあともあれ。
明日はロシア対スペイン戦が行われ、勝者がドイツと決勝戦で戦うと。
がんばれスペイン!!ここまできたら、ドイツ対スペインの決勝戦を是非とも見たい!

2008/06/22

川久保 玲氏と心。

私の尊敬する人の一人、川久保玲さんが、英国SPEEDO社開発、競泳界で話題をさらっている、「Fastskin LZR Racer」のデザインを担当、書道家井上有一さんの書いた’心’という文字をデザインに用いたスイムスーツが、多くのオリンピック選手に北京五輪で着用されるようです。

川久保玲さんといえば泣く子も黙る、世界のプレタポルテブランド、COMME des GARCONSのデザイナー。1981年、パリコレクションデビュー以来、多くの支持を得、海外のデザイナーにも影響を与え、ヨーロッパの服飾界でその存在感はゆるぎないものとなっている。。。と枕詞は続きますが。

いつだったか、NHKで川久保玲さんの特集をやっていて、それを観たのがきっかけで、彼女の挑戦し続ける姿に共感を覚えているわけです。
とりわけ華やかな服飾界では努力やら、どろどろした現実やら、そういったものはあまり見えてこないのですが、というか、あえて見せない、目をくらまされるわけですが、パリコレで活躍するための努力、挑戦は並大抵のことではないはず。

ギャルソンの洋服は、私にはとても手が届きませんが(涙)、気概は身にまとっていたいと思う、今日この頃です。

2008/06/20

ドイツが勝ちました。

現在オーストリアとスイスで行われているサッカーのEuro Cup 2008,今日は準々決勝のドイツ対ポルトガルの試合があり、職場の人が誘ってくれたのでレストランで食べ・飲みながら観戦。Euro Cup前回の2004年時にはイギリスにいて、やっぱり準々決勝イングランド対ポルトガルをパブで観ました。
ヨーロッパではワールドカップの次になんと言っても盛り上がるEuro Cup,普段あまりサッカーを見ない人たちでも自分の国を応援して、国中で盛り上がるので面白いです。

この時期になるとどこのレストランでも大画面のテレビを用意して試合が観戦できるようにするんで、というのも、そうしないと本当にお客さんがこないので。。イギリスでも、イングランドの試合がある時間帯は本当に道がすいていた。。ほとんど誰も外を歩いていない感じでしたが。

さて今日のドイツとポルトガルの試合、大方の予想に反し、なんとドイツが3対2で勝ち!準決勝進出です。
面白くなってきました。
がんばれ、ドイツ!

2008/06/18

「気に入らないなら職変えて」

少し前の新聞記事で、大阪の橋下知事が46歳以上の非管理職の職員に対する賃金カットの方針を伝える朝礼の中で、強く反発する職員に対して、’(中略)気に入らないなら職変えて’と発言したという記事を見ました。
(参考 2008年6月13日読売新聞の記事

私はその場にいたわけではないし、新聞記事では本当のことは分からないのですが、賃金カットや知事の姿勢に対し、ある男性職員が’士気が下がっている’、’尊敬できない’としたことに対する反論で、橋下知事が、’上司に対するものの言い方ではなく、民間では考えられない。ここは団体交渉の場ではない’と批判した上で、’(私のやり方が)気に入らないのであれば、職を変えて’と発言したとのこと。

賛否両論あるようですが、私はこうして橋下知事が発言したことに対しては反対です。
というのも、そもそも、’士気が下がっている’ということが問題であって、それに対しては’上司’として対応を取るべき、それもなくて’気に入らないならうやめろ’というのは、単なるワンマン社長が言う言葉と同じだと、私は思うので。

民間と同じレベルのマネージメントを考えるのであれば、府職員組織も会社と同じように捉えて、人事政策などを見直すべき、職員のやる気が保てるような仕組みを考えるべきと、私は思うのです。

意見を言った男性職員の人が、いわゆる、’単なる文句言い’に入る人ならともかく、大勢の前でこのことを発言した姿勢は評価されるべきだと思うのですが。

それから、’上司に対するものの言い方ではない’と橋下知事が発言したとのこと、これはを読むにつけ、’あー、なんだか、ものすごく日本だな。’と。言い方はもちろん気をつけるべきだけれど、こういう言い方で発言が封じられることは、強権政治と同じだと、私は思います。

橋下知事、もっとがんばってください。

2008/06/15

Riga, Latvia


ロンドン以来の友達に会いに、ラトビアの首都リガへ行ってきました。

直前に友達は体調を崩し、リガで手術を受けたりして、大変なことになっていたのですが、無事に退院して元気そうな姿で迎えてくれ、本当によかった。ありがとう!

ラトビアは、その友達から色々と話を聞いていたのですが、ついいままで足を向けることがなく、なんとなく想像するに第三国的なところか。。と、思いきや、いやいや、古いものと新しいものが混在する港町。大きな川が流れるなか、古い教会や建物と、新しいものが混在する、なかなかよいところでした。

街中は、旧ソ連時代からあるものと思われる古い車体の電気バスやトラムが走っていて、それも電車のようにパンタグラフがついているバスで、触覚のように伸びたアンテナで道の上に走っている電線から電気をとって走っている模様、トラムはデュッセルにもあるけど、さすがに同じ式のバスは見たことがなく、ソ連時代には燃料に限りがあったのか、なんなのか。。レトロな感じでこれも味がありました。

まちや人の様子は、なんとな~くスペインチックでもあり、トルコチックでもあり。
バルト三国、こんなことでもないと行かないよね、だいたい、ラトビアがどこにあるのかも。。って、ラトビアはここ、デュッセルドルフからは飛行機、直行便で2時間でした。
人口約230万人。しかし基幹産業はほとんどなく、リガ等都市への外国からの投資や観光産業が活発する一方で地方との格差が進んでいるようです。
私が行ったのはリガなので、ラトビアのほんの一部、商業・観光地化された部分だけを見てきたようです。地方へぶらっと旅してみるのも、いいのかも知れない。

とまあ、それにしても、友人・同志Sちゃんが、元気になっていて、本当によかった。Sちゃんのフラットから見えた景色を、添付。

2008/06/08

私達は日本人

ネット旅行販売アメリカ最大手のExpedia(エクスペディア)が、南北アメリカ大陸のホテルマネジャーを対象に各国の観光客に対する評価を行った、’ベストツーリスト2008’によると、100点満点中68点を獲得した日本人がトップになったとのこと。現地のエチケットを守る、部屋をきれいに使う、などの項目で評価されて、見事1位を獲得したそうです。(Nikkei netの記事より。

そう、私達日本人は相対的、総合的に見て海外ではお行儀がいいと私も思います。特に問題を起こすこともなく、静かに暮らすという印象が現地の人たちにもあるようです。
おかげで、例えばデュッセルドルフに住んで働く日本人に対しては労働ビザ取得が比較的簡単になっていたりします。ありがたいことです。この点は海外で暮らすものの一人として、今後も続けて行かなければと思うことのひとつです。

日本国内では、なんだか物騒な事件も多くなっていて、安心、安全が長所だったはずなのに、もうそんなこといえないようになってしまった。。残念なことです。

2008/06/06

ベルギーデビュー。

今日はまたまた仕事で客先のイベント参加のためベルギーにあるWavreという町に行ってきました。
ブリュッセルの近くで、デュッセルからは約200キロのところ。車で2時間強でした。

やっぱり直接お客さんと話す機会って言うのは本当に大切だなと、あらためて感じた1日でした。

天気は最悪で、行きは土砂降り、帰りは濃い霧が立ち込めていたけど、夜霧ってのは、なんだか神秘的なもんで、一体自分がどこにいるんだか、別の世界に来たような感覚もして、まあそんなことを考えながらのんびり帰ってきました。

2008/06/02

なんだか蒸し暑い

今日のデュッセルドルフ、蒸し暑いです。
一日中ほとんど曇っていて雨が今にも降り出しそうで、午後ゆうだち的な通り雨が一瞬降ったのですが、本当に一瞬、どうせならザーッとふって、汚れている車を洗い流してほしかった。。。

現在の気温25度、湿度は57%の模様。
デュッセルがこんなに蒸し暑くなるなんて、すごく意外。イギリスじゃもちろん、こんな蒸し暑い思いをしたことなかったし、マドリードでもなかったなぁ。。今思うとマドリードはほんとに乾燥してたのね。

なんだか日本の梅雨を思わせる気候です。

ところで今日、先週木曜日に日本の両親が送ってくれた食料などを入れた荷物が届きました!それもとってもGood timinng,というのも、今朝会社に行こうとアパートを出たところでDHLのおじさんがちょうど配達に来ていて、’あ、これ、荷物、あなた宛じゃない?’ってな具合で渡されました。木曜日に出して、今日ついちゃうんだ。さすが、DHL/ドイチェポストの力かしら。
日本にいるご両親、無事届きました!ありがとう!

2008/05/31

嗚呼、Camden Town

先週マドリードから帰ってきたきり、忙しさにまぎれてついブログがアップできませんでしたが。。。

マドリードから帰って先週末はロンドンへ行ってきました。
前に住んでいたときに残していった荷物を預かってもらっていた友人宅へ行って置いてきた荷物を整理したとのと、後は久々のロンドンで買い物したり、髪の毛を切りに行きたいという目的もあり。

久々のロンドン、デュッセルドルフから飛行機で約1時間、格安航空会社のAir Berlinを使ってロンドン・スタンステッド空港へ。このスタンステッド、ロンドンといっておきながら街中までバスで75分かかる、ロンドンとは言いがたい場所にあるので厄介でした。飛行機に乗っているのと同じ時間ついてからバスに乗らなきゃならないのって結構不便。

まあそれはさておき。
久々に、ロンドン市内にある、カムデンタウンというところへ行ってきました。ここは東京で言うとまさに’原宿’的な場所。安い洋服や靴、アクセサリー、バックなどのを売る、小さな店が立ち並ぶところで、マーケットもあったりで、なかなか楽しいところなのです。かつては(今もそうかも)、パンクの人たちが集う場所でもあったのですが、今はもう少しエスニック的要素を取り入れたおしゃれな店なんかも増えていて、大勢の人でにぎわっていました。
私も靴を購入。
いや、なかなか、カムデンは楽しいです。私が高校生の頃、原宿に行ったときの興奮を少し思い出しました。あのころここにきていたら、さぞかし興奮しただろうなと。1日中いても、飽きなかっただろうなと。

それから週末あけて、今度はパリへ仕事で行ったりと、なんだか忙しい一週間、あっという間に過ぎました。息つく暇もなく、今週末からデュッセルドルフで4年に一度行われる印刷業界のショウ、Drupaがはじまり、元職場の方々がたくさん日本およびロンドンから来るために、久々の再会も予定されていたりで、まだまだ、忙しい日々は続きそうです。

2008/05/22

マドリード、再デビュー。

今週は日曜日から火曜日までマドリードへ出張へ行ってきました。

仕事でまた来ることになるなんて、なんだか変な気持ちでしたが、でも、久々のマドリード。
やっぱりなんだか、いいね、と。
何が言いといわれても言いがたいんだけど、あの、ちょっと田舎くさい雰囲気等言うか、ヨーロッパのほかの都市とは違う文化、建物、人、などなどなど。

しかしちょっと見ない間に、Mujiができていたり、学校のそばのレストランが変わっていたりで、びっくり。

仕事の合間に少しだけ時間があったので、学校での友達にも会えてよかった。

また行きます、マドリード。

2008/05/17

日用品ショッピングの必需品


ドイツでは食料品やドラッグストアでの買い物には持参の買い物袋が必需です。
お店では、買い物袋は有料。日本みたいに自動的についてきてくれず、忘れたりすると有料の袋を買わなければなりません。普通のポリ袋は大体20セントぐらいで、そんなに高くはないのですが、でも毎回買うっていえば馬鹿にならないし、環境のためにも、自分で持ってきた袋に買ったものはいれようと。
この仕組みは結構浸透していて、見ていると、買い物客の8割がたは自分で袋を持ってきている様子。さらに、ポリ袋だけでなく、そのお店ごとの布袋も売っていて、これがなかなか、デザインもすっきりしているし、なにしろ軽いし、ひとつかってこれを何回も使うって言うのも手だなと。私は当初偶然にも日本の雑貨屋で買ったビニール袋の手提げがあったので、それを使っていたのですが、最近とあるドラッグストアで買ったものがたくさん入って便利なんで、それを使っています。

日本でも、この仕組みを取り入れる自治体があるとのこと。
慣れるまで大変だけど、一旦慣れてしまえば、どうということないし、よい仕組みなんじゃないかなと。日本のことだから、すぐにかわいい布製やビニールの買い物袋が増えることでしょう。
で、私の愛用している買い物袋を添付。

2008/05/16

チューリッヒデビュー

今日は仕事でお客さんのイベントへ参加のため、スイスにあるNiederbuchsitenという、発音が難しい町へ行ってきました。チューリッヒから西へ約70Kmほどのところです。

チューリッヒでビューと書きましたが、チューリッヒには空港に寄っただけ。(笑)
デュッセルから飛行機で1時間ほどでチューリッヒに到着、その後レンタカーでNiederbuchsitenへ向かいました。途中の景色は、なんというか、名神高速道路を京都に向かって滋賀県・栗東あたりを走っているような、山に囲まれていて、高速は日本と同じ道幅ぐらいの2車線、川も流れていたりして、ここはスイスなの?日本に似てない?という感じ。違うのは建物がやはり、’スイス’という感じを除けば、なんだか日本にいるようでした。帰り道は、なんとなく中央高速を東京に向かって塩山あたりを走行中、といった感じにとらわれました。

なかなか、親しみの持てる景色。もうすこしゆっくりしたかった。。

2008/05/13

四川の大地震

12日に中国四川で起きた大地震。

新聞報道によると、活断層のずれによっておこったもので、規模はなんと阪神大震災の30倍だったそうです。負傷者・死者の数も日に日に増えて1万2千人を超える様子です。
地震の国日本出身の身としては本当に他人事とは思えない。。。

ネットで見たところによると、10日の日に四川州綿竹市で、ヒキガエル数十万匹の集団移動が起きた(読売新聞ネット版5月13日付より。)そうで、やはり自然界には予知能力が存在するのではないかと、思ったりします。

香港のAさん!無事ですか??
上海に住む友達は大丈夫だったようで一安心。

こんなときこそ、日本政府には迅速で積極的な援助をしてほしいです。要請なんか待ってないで、こっちから助けに行ってあげられたら。。。

オリンピックどうなるんだろうか。

2008/05/12

『人間万事塞翁が丙午』を読んでみた。

会社の本棚に、青島幸男著、『人間万事塞翁が丙午』があったので、読んでみた。
前から興味があったのと、私に’人間万事塞翁が馬’という中国のことわざを知るきっかけを与えてくれたタイトルで、(笑・普通逆なんですけど。)、なるほど、世間とか、人生とかっていうのは何が災いして何が福となるか分からないものだなと、そのときは最悪なことだと思っても、後になってみたらかえってそのことがあってよかったなんてこと、あるもんです。

で、この『人間万事塞翁が丙午』、著者である青島幸男氏の自叙伝的な小説で、本人が最初から予告ホームランならぬ、予告芥川賞を宣言していた通り、1985年に第85回芥川賞をとった作品。

私の読んだところ、テーマは’戦争と普通の人の生活’で、それが軽快な口調で書かれていて、なんだか落語でも読んでいるよう、大笑いする場面なんかもあり、すらすらと読めました。落語調といえば夏目漱石の小説もそんな感じがするけれど、私としては好きな文体であり、非常に楽しめました。

青島幸男といえば、私達世代には意地悪ばあさんとかその後都知事になった彼の姿のほうが印象的ですが、父たちの世代では’放送作家’、’シャボン玉ホリデー’、それから、’スーダラ節’や♪サラリーマンはぁ、気楽なぁ稼業とぉきた~もんだ’と歌うどんと節なんかを作詞した人。

テレビ草創期の申し子みたいな人で、なるほど、その土壌はこんな風に育った、少年時代にあったのかと、小説を読んで思いました。

戦争の中で、普通の人たちの暮らしがどんな風に変わって行ったか、実体験のある人たちがどんどん少なくなっていっている今日この頃。
戦争の前と後で、どんなことを感じたのか、今度うちのおばあちゃんにちゃんと聞いてみようと思う。

2008/05/11

なんだかとてもよい天気。

今週末はとてもよいお天気。気温もぐんぐん上がって、最高気温22度まで行こうかというところ。

それに、何の日だかよく分からないのだけれど、月曜日はお休みで3連休。Dusseldcorf Jazz Rallyなるジャズフェスティバルも行われていて、街のあちこちにあるライブハウスやクラブ、屋外の特設会場なんかで、いろんなジャズバンドが演奏してます。25ユーロのチケットを買うと、どの会場へも共通して入場できるという便利な出入りパスもあったりで、老若男女、年齢問わず、性別問わず、楽しんでいる様子です。
天気もいいし、夜の風も心地いい季節で、こんなイベントにはもってこいの週末です。

ところで最近ネットの調子が悪い。
モデムのDSLとOnlineの表示箇所にあるLEDが時々消えたり、点滅したりして、どうもDSLがつながらなくなるみたいで、そうするとネットにつながらなくなってしまうのです。
スペインでも同じような経験があって、そんなときはモデムの電源を入れなおすと直ったりしたので、同じように電源入れなおしてみると、一旦は直る、でもまたすぐにDSLが落ちてしまう様子。。
モデムのせいかな、なんだろう。
今この瞬間は直っているので、このすきにネットで対策を調べねば。。
何しろプロバイダーのテクニカルサポート、実際にサポートの人と話ができるまで全て自動音声メニューは、当然のことながらドイツ語。。。。
そして運良くサポートの人につながっても相手があまり英語がママならない。。
私もドイツ語がてんでママならない。。
あ~。。ほんとに気合入れてドイツ語がんばらなきゃ。

とおもいつつ。

2008/05/09

フランクフルトデビュー


今日は仕事でフランクフルトへ行ってきました。
デュッセルドルフから南東方面へ約200Km、車で行ってきました。

天気もよくて、さらにドイツのアウトバーン、森や林、田園地帯をひたすら走るという感じで途中眠くなってしまいましたが。。何とか往復、行って来ました。

何が役に立っているかって、最近購入したナビ。ちょうどデジカメぐらいのサイズで簡単に車に装着でき、しかも持ち運び可能なタイプが、最近やたらと売れているらしいのですが、会社の人が使っているのを見て、これは便利だ!と私も購入して以来、本当にドイツ生活の必需品となっています。

なにしろどこに行くにも大概迷わず、ナビに言われるがまま行けば到着。
これはすごいこと。しかも、私の購入したものには日本語が入っており、’300メートル先、右です。’とか、日本語で行ってくれるのです。

と、ナビの話はまた詳しくするとして、とにかくフランクフルト。
以前にも行ったことはありましたが、今回本格的にデビューしたという感じです。
高層ビルが立ち並ぶ、世界有数の経済都市。欧州中央銀行の本店もあるのです。
だからさぞかしデュッセルドルフより人口も多いことだろうと思いきや、意外とそうでもなく、約65万人ほどだそうです。*ウィキペディアより。

で、仕事先の展示会場前にあった、なにやら分からないオブジェの写真を添付。

2008/05/06

夕日を背に帰宅。

今日は仕事でEssenで開かれているトレードショウへ行き、その後オフィスに戻って残った事務仕事を片付けていたため、帰路についたのは8時半を回ったところ。
車に乗ってアウトバーンを走っていると、バックミラー越しにでっっかい夕陽が写っていました。
運転していたので写真には取れませんでしたが、平らなドイツの田園地帯に沈んでゆくきれいな夕陽でした。

現在日が落ちるのは午後9時近く。これから夏至まではますます日が長くなる、ヨーロッパのいい時期が来ました。

ライン川を越えての通勤も、気持ちいいもんです。
住んでいるところに近くに、水があるっていうのはなんとなく落ち着くね。

2008/05/05

仕事がなかなか忙しくなってきました。

デュッセルドルフで勤務を開始してから早くも1ヶ月。

最近なかなか仕事が忙しくなってきました。

やりだせば、やることたくさんで、どこで切り上げてよいか。私は性格的に切のいいところで終わらせるというのが苦手。それでもMBAでの修行の後、なんというか、’この辺でいいのでは’という落としどころは、なんとなく前より見えている感じだし、仕事上でやらなくてはならない分析ごとなどを終わらせるスピードは格段に上がったかな。

まあ忙しいことはいいことだし、きちんと、こなすことこなして、売上げ伸ばすにはどうしたらいいか、ちゃんと考えられる時間を作ってそれを実行させられるように。

現実の洗礼もありますが、今のモチベーションはできるだけ保っていたいと。

2008/05/04

デュッセルドルフマラソン


今週末は本当にいい天気に恵まれました。

日中は汗ばむぐらいの陽気でした。

そんななか、デュッセルドルフ市内からライン川を渡ってまた市内にもどる、42.195Kmのコースで、マラソンが行われていました。

うちのすぐそばの道がコースになっていたので、見に行ってきました。

このマラソンは駅伝方式で参加するチームと個人で走る人、両方OKだそうで、会社の同僚も4人で1チームとなって参加するとのこと、応援もかねての見物でした。

しかしみんな、よく走るなぁ。。
私は5KMと言われても無理だろうなぁ。。でもおいっこはマラソン好きだしなぁ、私も走れないようじゃあかっこ悪いかなぁ。。じゃあ、来年走ってみる?
いや、無理だと思います。

2008/05/03

Spargel


今日街に買い物に出て、マーケットで白アスパラを見つけたので、かってきました。
ドイツ語でSpargel(シュパーゲル)というそうで、毎年この時期にだけお店に出回る、季節の食べ物。

なんでも、緑のアスパラガスと種類は同じだけれど、土をかぶせたまま育てると、こうゆう風に白くなるらしいのです。日本ではほとんど缶詰でしか食べられないけれど、ドイツ、オランダでは春の名物。

イギリスでは高級食材として、デパートでしか手に入らない。
昔住んでいたときに買ってゆでて食べてみたけれど、筋が固いし苦味はあるしあんまりおいしくなかった記憶が。。。しかし、ドイツにいるからには食べなくてはと、今回こそ期待して、買ってきたわけです。

牛乳でゆでたほうがいいとか、コンソメスープでゆでるといいとか聞きましたが、とりえあず、お水と塩でゆでてみました。
こちらドイツには、白アスパラをゆでる専用の鍋も売っているぐらい、それから、今日キッチン用品のお店で発見したのですが、白アスパラ専用の皮むきまである!
すごいです。そのぐらいみんな食べるってことです。それに、スーパーへ行くと白アスパラ用の白いソースも売っています。

私は今回、オリーブオイルと塩という、単純な味付けでゆでた白アスパラを食べてみました。
ゆでたてはなかなかおいしかったぞ!
。。。でも個人的には緑の普通のアスパラのほうが好きかも。。

まあこれも、春を楽しむということで。
うちにある一番大きい鍋では長くて収まりきらなかった、白アスパラの写真を添付。

日に日にうまくなってゆく縦列駐車

私の住んでいるところはデュッセルドルフ市内。駐車場事情は当然のことながらあまりよくありません。車通勤をしており、毎日の駐車は家の前の道路に路駐。近所の道に時間を問わず泊めても良いという許可書をもらって、とりあえず開いているスポットを見つけてはそこへ駐車。車の幅と開いているスポットを見比べて’これはいける’と思ったところへ果敢に路駐を挑むわけです。(というと、危険な響きがしますが、決して無理はしません。)

ヨーロッパの町は道も古くて狭いところも多く、特にパリに住んだりすると、路駐は避けて通れない、かなりみんなプロになるわけです。しかも、前後の車のバンパーにぶつけ、’前後の車を押しながら’停める、なんてこともありなわけです。

デュッセルドルフではそこまでいかないものの、ぎりぎりうまく停められるかどうか、その腕が毎日の生活に必要となってきます。

近所の地下駐車場を借りれば毎日駐車スポットを探さなくてもすむんだけれど、お金ももったいないし、どこかどうかにあいているところはあるので、多少家まで歩く距離ができても路駐。

最初のうちは何回も入れなおしたり、何度も切り替えしたりの繰り返しでしたが、最近ではすっかりコツをつかみつつあり、車の長さぎりぎりのスポットにもきれいにおさめることができるようになってきました。
自分でもすばらしい!と、思うときもあり。

日に日に縦列の腕が上がっています。

2008/05/01

ドイツの大根

ドイツではほとんどどこのスーパーでも普通に大根が売っていて、驚きました。
日本で売っているのと同じ種類の、いわゆる大根。

味はこれまたおいしいのです。
ドイツ生活ほぼ1ヶ月が立とうとしてますが、これまで食べた3本のうち3本とも、辛い大根にあたってません。生のまま千切りにして大根サラダにするのですが、甘くておいしいのです。
日本だと、辛いのに当たったりして、生だと食べるのがつらいときもあります。
あの辛さって、どこから来るんだろうか。何が辛さを決めるんだろう?

だれか知っていたら教えてほしいです。

2008/04/30

ドイツといえば

ドイツといえば、ベートーベン。
ドイツの生んだ偉大な作曲家です。

ベートーベンといえば、交響曲第5番もよいですが、私としてはやはり、’第9’。ドイツにいるからには、ドイツ語で第9の、日本題でいう歓びの歌を、是非ともドイツ語で歌えるようになる!

という目標を掲げ、今日たまたま立ち寄ったお店で交響曲第9番のCDが安く売っていましたので早速購入。夕食の支度時に聞いてみました。

料理した食事は大根のお味噌汁とご飯、野菜少々、という、どうもドイツ、しかも第9とは程遠いメニューでしたが。

とにかく、ドイツ語で歓びの歌が歌えるよう、がんばります。

2008/04/28

それにしてもTulip


先週末はオランダにいる友人のところへ遊びに行ってきました。
大学のときの友達で、実に十数年ぶりの再会!本当に楽しい週末となりました。

国境に近いところならばデュッセルドルフから車で1時間ほどで着いてしまうオランダ。車で’外国’へ行くなんて、日本人の感覚としてはぴんと来ないところもあるのですが、これが大陸に住む醍醐味とでもいうのでしょうか。本当に、パスポートもなしに隣の国へ車でいけてしまうのです。

オランダへは仕事で何回も行ったことがあるのですが、観光でいけるのことはほとんどなく、なかなかゆっくり楽しむことが今までなかったのです。毎回オランダへ行って思うことは、’なんて平らなんだろう。’と、いつ行っても同じ事をつぶやいてしまう、本当に平らなのです。

そして友達が住んでいるのはアムステルダムから南に30分ほどの街。この街がまた、いい感じの街なのです。近くには湖に浮かぶ高速道路もある。

先週の土曜日は天気もよく、午前11時過ぎにデュッセルドルフを出発、彼女の家に着いたのは午後1時半近く。順調なたびでした。その後計画していたキューケンホフへ。そう、あの、チューリップがたくさん咲いている場所。彼女の家から30分ほどのところということで、喜び勇んで出かけた私達。と、思いきや、途中で前方の道が通行止めとなり、警察に迂回を促されました。当然のことながら迂回路は渋滞。。しかし何とかそれを抜けると、今度は沿道に人がたくさん何かを待っている様子。これはいったいなんだろうか、この先もまた通行止めのようだし、このあたりでちょっと車を止めて、私達も見てみようじゃないかと、車を止めて沿道へ出て、そこにいた人たちに聞いてみると、’ああ、今日はクイーンズデイ(女王の誕生日)を祝う、フラワーパレードってのがあるんだよ’ということ。うん、これは、見なければ!ということで、私達もそこで待つこと小一時間。やってきました、パレードの一団。車を花いっぱいに飾って、中には像やらジェットコースターやらを花だけで形作ったものもあり、これは一見の価値あり!でした。
さすが、花大国オランダだ!と、安心したのもつかの間、結局キューケンホフの入場時間に間に合わなかった私達。。

しかし、そこは花大国オランダ、チューリップが咲いているのはキューケンホフの中だけではないのです。当然。しばらく平らなオランダの地を走っていると、見えました。鮮やかや赤や黄色、ピンクのじゅうたん。見渡すとそこにはチューリップ、またチューリップ。
本当にきれいでした。
オランダがこんなによいところだったとは。冬にばっかりきていたせいかな。

で、そのチューリップ畑の様子を、添付。
連れて行ってくれた友人のMさん、だんなさんとそのご友人の方、それからMさん夫妻のご愛息にも感謝です!

Samurai MBA体験記の続編を!!という強いご要望にお応えすべく(笑)、欧州生活や私の感じたことなどを、ちょこちょことまた書き始めることにしました。Samurai MBAはスペインからでしたが、今度はドイツ、デュッセルドルフからです。

そ れにしても電話・ネットが家に開通するまでに3週間以上かかりました。まさか、スペインにいたときのように、2ヶ月もかかったりはしないだろう、だって、 ドイツだもん、という、全くの固定観念での私の判断は多少甘かったようです。先週金曜日、某元国営電話会社の人が家に来るはずだったのですが。。。来な い。。しかもそのアポ、’午後2時から4時の間に来る’という、2時間も幅のあるアポイントメント。なんだよそれって。いろんな人に、’あの会社、サービ ス悪いって評判なんだよね。。一度つながっちゃうと、後は問題ないんだけど。’と、言われていた分覚悟はできていたのですが、本当に来ないとは。。。。

こうなったら。。と、必要機材は全てそろっており、電話自体はすでに使用可能となっているようだったので、モデム、DSLスプリッターなど、自分で接続、設定してみたのです。
がんばること1時間半ほど。なんと、私一人でネットが使えるようになった!すばらしい!やはり、待っているだけでは幸せはやってこない。だから歩いていくんだね、ってな具合です。

ドイツ生活1ヶ月間でありがたいと思うこと、それは、かなり英語が通じること。。
いかん、これでは。。全くドイツ語が上達しないではないか。うーん、がんばらねば!
ということで、新生活スタートしたアパートの窓から見えた桜?これは何の花?なのか分かりませんが、添付です。