2014/09/01

丸い交差点

私はほぼ毎日、インターネットでテレ朝newsで動画ニュースをチェックしてます。海外にいる身としては日本のその日のニュースがまとめてみれる、ありがたいサイトで、とてもお世話になっています。

でも今日、ちょっと、ん?っていう取材記事に遭遇。
タイトルは、「時計回りに戸惑いも...「丸い交差点」運用開始」で、全国15カ所で信号のない交差点、ラウンドアバウトの運用が開始されたというもの。このニュース自体はなるほど、というものなのだけれど、もしかしたら返って交通に混乱をきたすかもしれないその事例で、パリの凱旋門の周りのラウンドアバウトを実際に走行取材していた!が!私はこの例はちゃんとした比較にならないと思う。
なぜかというと、フランスのラウンドアバウト運用ルールは日本が導入しようとしている、英国式とはちがって、常に右側を走っている車が優先。つまりいつも右側を走っている車に気をつけなければならない、だからラウンドアバウトの真ん中で停まっている車もあり。(フランスは車両左側通行=日本とは反対)
確かに、パリの凱旋門のラウンドアバウトは本当にいつ行っても、’みんなこれでよく事故らずに運転してるわね’ってくらい、カオスな感じで、私は絶対あそこは車で通りたくないといつも思ってます。でも、フランス中のラウンドアバウトがあんなにカオスな感じかというと、そうでもないだろうし。
日本が導入しているのは英国式の、’ラウンドアバウトの中にいる人が優先’なので、ラウンドアバウトに入るタイミングさえ気をつければ(車が途切れたところでラウンドアバウトに侵入すれば)基本大丈夫。そして絶対忘れてはならないのは、ラウンドアバウト内で停まらないこと。
なので、パリの凱旋門の例はちょっとどうかなー、と思います。かえってよけいな心配をあおるんじゃない?

私はイギリスにいた頃運転していて、ラウンドアバウトも結構便利だねと思っていました。
慣れてしまえばこれはこれで結構よいです。

ちなみにそのニュースはこちら


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