2015/02/17

海外にいる邦人として。

海外に住んでいる何十万人といる邦人のひとりとして、今国会で議論されている邦人の救出作戦について、法整備が必要なのか否か。

もし万が一、ドイツやヨーロッパにいて救出してほしい事態が発生した際、自衛隊に助けにきてほしいかどうかを考えてみると、今、何も起こっていない、あまり危機感のない状況にいる私は、’ここまで逃げてきてくれれば、後は日本まで送り届けます’という方が、いいのかなぁという気がする。無理に憲法を曲げたり、法律を作ってまでも、現場まで助けにきてほしいとは思わない。

それは私自身が、差し迫った危機というものに本当に直面していないせいも多分にあるだろうと思う。命の危険にさらされたときに、やっぱり自衛隊にそれが起こっている現場まで助けにきてほしいだろうか。

私は自分の選択としてドイツにいる訳で、そういう意味では自己責任が発生するのだろう。だから、私の責任として、逃げるのも自分の責任で逃げ切らなければならないと思ったりもする。

ドイツと日本の関係がある限り、ドイツの軍隊が守ってくれるだろうと思うのは、やっぱり甘い考えなの?
正直わからない。

今の私としては、もし自衛隊が警察管理の一部としてドイツ、ヨーロッパで邦人輸送を超える範囲の行動を起こすのは、現地の国の主権を侵害する行為にあたりかねないんじゃないかという気もする。

安倍さんの安全保障というのは、そうゆう意味で危ういなぁという、感覚的な危機感が生まれるんだけど。。それは私だけ?

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