2010/03/02

天よりも高く。

おとといの日曜日、アムステルダムにいるとても近しい同僚が、予期せぬ事件に巻き込まれ、帰らぬ人となってしまいました。

享年26歳。

いつもだと、早すぎるほどメールのレスポンスがよいのに、月曜日に限っては返信がなく、ほかの同僚が電話しても応答なく。けれどその訳を知らせるニュースは、私たちのところに、唐突に、そして突然やってきました。

最初に聞いたときは耳を疑いました。うそだろうと、なにか他人事のような、そんな感じさえしましたが、どうやら本当だと実感が涌いてくると、悲しみに支配されてどうしようもありません。

彼はアメリカ出身で、家族と遠くはなれてアムステルダムに来ていました。何かの縁があったのでしょう。こうして同じ会社で働き、彼は私たちセールスと切っても切れない、供給側のチームにいて、毎日毎日私たちと電話やメールでやりとりし、時にはけんかもしながら、時には励ましあいながら、自分たちでも誇れる仕事をしてきました。

そして彼は、仕事をしながらMBAにも挑戦してました。
そんな彼を私は尊敬し、応援していました。

それがこんな形で。。。。

人間は、他人の命を、(自分の命も)、勝手に終わらせる権利は全くない。
彼には未来があった。だれもそれを奪う権利は持ち合わせていない。
彼は、がんばっていました。

彼から来た仕事のメールが、山ほど私のメールボックスにあります。
今月のフォーキャストミーティングはつらいミーティングになります。

Brenann, みんなあなたのことを忘れません。あなたは私たちの心の中に生き続けます。
どうか安らかに。
Rest in Peace, my friend.




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